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ハンバーガーの肉はJAS規格上級と聞きましたが、それはなんでしょうか?
JAS規格というのは日本農林規格のことで、農林水産省品質基準です。
ハンバーガーが発売された当初(マクドナルド1号店は1971年に銀座三越にオープン)はこの規格はありませんでした。よって、ハンバーガーパティーの品質を保証する規格を必要とした藤田社長は、 1973年に日本ハンバーグ・ハンバーガー協会を設立、初代会長となり規格作りに取り組みました。
しかしここで問題がおこりました。日本でハンバーグというと牛と豚の合挽き肉が一般的でした。世界的に見れば、ハンバーグもハンバーガーも牛肉100%が常識(らしい)ですので、農水省ともめました。
結局話し合いの結果、牛肉50%以上が「標準」、牛肉95%以上が「上級」となりました。本当は不満だったのですが、規格制定のほうが先決と考え、譲歩する形で規格が決定しました。
この規格が決まったのが1977年のことです。
この規格が制定され、各店にJAS規格上級のプレートが掲げられるようになりました。お店をちょっと見まわすとあるはずです。
ちなみに、てりやきの肉は豚肉100%ですので対象外です。
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