タイトル

ここではJavaScriptの説明をします。 (説明と言っても、技術的なことではなく、概要を説明しているだけです。 技術的に、「こんなスクリプト欲しいんだけど・・」とか 「こんな風に改造したいんだけど」などと言われても私は分かりかねますので。)
JavaScript(ジャバスクリプト)は、ネットスケープ2あたりから出はじめて、 HPをさらに動きがあるページにするために必要な物です。
今までは動きのあるHPにしようとするときは、CGIを使用しなくてはいけませんでしたが、 CGIはサーバに処理させるため、トラフック増加によりネットワークに負荷がかかる(重くなる) という問題がありました。
しかし、JavaScriptは、クライアントのコンピュータ(ユーザーのコンピュータ。 つまり、今使っている自分のパソコンということ)を使用するため、 ネットワークに負担がかからず、動きのあるHPを可能にしました。
具体的な使い方は、CGIのように別のファイルで処理させるのではなく、 直接HTMLに書き込む形をとります。
これは、インタプリンタといわれる言語を使っているためで、 プログラムをコンピュータが直接理解できる言語ではなく、 私たち(人間)が理解しやすいようにかかれているので、多少処理が遅いが、 修正は楽である。
サンプルを書くと、


<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
<!--
document.write("<b>回し者。</b>");
// --> このページはJavaScriptで記述されています。
</SCRIPT>

という文を、<BODY>内に直接書き込みます。 上記スクリプトは、一番基本的なもので、太字の指定で「回し者」という文字を出力します。
見てもらえれば分かりますが、<script language="javascript">から始まり、 </script>で終わります。その中に入っているのが命令文です。
その命令文がコメント(<!-- //-->で挟まれているのは、 ジャバスクリプトが未対応のブラウザでは、中身がそのまま表示されてしまうので、 それを防ぐためにコメントとして挟まれています。

HTML規約によれば、<script>〜</script>の中では、 タグの終了判断があいまいになってしまうので、むやみに「</」は使ってはいけないそうです。 もし、スクリプト内にタグを使うのであれば、


document.write("<b>回し者<" + "/b>");
document.write("<b>回し者<\/b>");

と、書くべきなのだそうです。まぁ、普通に書いても問題無く動くだろうけど。

また、スクリプト内でタグを記述するとき、


document.write("<FONT COLOR="red">ABC</FONT>");

と言う風に、ダブルクォーテーション「"」の中に ダブルクォーテーションが入っているとエラーになってしまいます。 そのような時には、可能ならばシングルクォーテーションに変えるか、 「\」でエスケープすればエラーになりません。


document.write('<FONT COLOR="red">ABC</FONT>');
document.write("<FONT COLOR=\"red\">ABC</FONT>");


次から、簡単なJavascriptのサンプルを紹介します。
こんなこともできるんだ。という程度に参考にして下さい。
あまりに複雑なものは、検索して調べれば、いろいろなところにサンプルがあるので、 自分で探して下さい。(^^;

と、言うのも味気ないんで、私のおすすめサンプルページのリンクを貼っておきましょうか。
JavaScript SAMPLES


<SCRIPT LANGUAGE = "JavaScript">
<!--
function MessageDialog() {
alert("Javaスクリプトのalertダイアログボックスです。");
}       
//-->
</SCRIPT>
<FORM METHOD = POST>
<INPUT TYPE = "button" VALUE = "表示" onClick = "MessageDialog()">
</FORM>


<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript">
<!--
dd = new Date();
document.write("ただ今の時刻は");
document.write(dd.getHours() + "時");
document.write(dd.getMinutes() + "分です。");
// -->
</SCRIPT>

前へ戻る 表紙に行く