雑学
雑学コーナー
ここでは知らなくてもいい知識を紹介します。
でも、知っているとクラスのヒーロー(?)になること請け合いです。
事実確認はしているつもりですが、もし間違いを発見した方はご指摘いただけるとありがたいです。
戻る
13 魚の寄生虫の話
12 お水と飲み物の話
11 てりやきバーガーの肉は豚肉です
10 社員さんとアルバイトの境
9 どこまでマニュアル化されてるの?
8 実はフランチャイズ店舗って少ないんです。
7 ビックマックポリスってどこに行ったのですか?
6 売り切れってないんですか?
5 ハンバーガーの肉はJAS規格上級と聞きましたが、それはなんですか?
4 マックはHACCPを取り入れているって聞いたけど、HACCPってなに?
3 なんで期間限定のバーガーは4THっていうの???
2 マクドナルドのハンバーガーの肉は食用ミミズと言う噂を聞いたのですが本当ですか?
1 マックって誰が作ったの?
- 13 魚の寄生虫の話
- 2008年3月1日にこのような報道がなされました。
「マックのバーガーから寄生虫」
はじめに言っておきますが、マクドナルド側を擁護するつもりはありません。
タイトルだけ見ると「やっちゃった」感があるのですが、すこし調べるとそうでもないことに。
まず、魚のかなりの確立で寄生虫がいるらしい。
(詳細な数字はどの程度かはわかりませんが、川魚はほぼ100%らしいので生食にむいてないとのこと)
普通に秋刀魚やカツオなどを食べていれば確実に寄生虫(の死骸)は食べているらしい(気づかないだけで)。
つまり、普通に熱を通せば無害になるみたいです。
特に海魚の寄生虫は食べても無害なものが多い(らしい)。
ただし、今回見つかった「テラノーバ」と「アニサキス」は要注意。
こいつを食べると4〜5時間後に針に刺されるような腹痛を起こすそうです。
でも、これらは-20℃で24時間置くと死滅して無害化するそうです。
フィレのパティーは絶対に冷凍されていますので、要するに問題ないということ。
結局は魚を使っている限りこのような問題がすべてなくなることはないということなので、
逆にやばい薬につけられるよりは安心があると考えたほうが無難かと思います。
でも、
> 同様の事例は2007年に全国で2件、2005年に同1件発生している
というのは知りませんでした。一般にこういうのは表に出ませんからねえ。
ってーか、今回表に出たのはなぜなのかな?
今回のことを一言で言うならば、「気にしすぎ」ですかね。
最近の潔癖さを象徴していると思います。
でも、実際に見たら気分が悪いことは間違いない。
参考URL:フィレオフィッシュから寄生虫
- 12 お水と飲み物の話
- マクドナルドでお水を飲む人は少ないと思います。
お水を出すようにはなっていないからです。
ただし、お水を下さいといってくれればお水は出します。
(マニュアル外の対処なので、常識がない店員や常識のない客(Lサイズでとか、5個くれとか)には断ることがあります)
別に「薬を飲むので・・・」といわなくても差し上げますよ。(気が引けるので理由付けをする人が多いらしい)
ただ、氷がいらない時は「いらない」といわないと無意識に入れるかもしれません。
(ドリンクを造るときは必ず氷を入れるので)
多分水は冷えていると思いますが、気が利く店員さんならばお湯で割ってある程度ぬるま湯にしてくれるかもしれません。
ただ、それはよいサービスであるので、過剰には期待しないでください。
(そうされたらいい店(いい店員)だと思ってください)
※昔、働いているときに「お湯を下さい」と言われて、普通のSカップにお湯を入れたらロウが浮いてきたのはいい思い出です・・・
(昔のコールドカップは水をはじかせるためにロウが塗ってありました。お湯で溶けます。
ただし、現在はそんなことはないです。コールドカップにお湯を入れても問題はないと思います。
(実験をしたわけではないので断言はしませんが)
多分1990年代前半までくらいだったと思います。←あやふや)
そのお水ですが、ドリンクや氷などに使っているものは全て浄水フィルターを通しています。
一定期間で交換もされているので、水道水よりはおいしいのではないかと思います。
(水道水よりはマシ程度だとおもいますが←私の主観です)
コールドドリンクはお店で原液と水(炭酸ものだったら水と炭酸も)を混ぜて作っています。
炭酸ものの原液はなくなるとすぐにわかる(空気と原液が混ざった音がする)のですが、
炭酸が切れている場合は炭酸が薄くなるだけなのでなかなかわかり辛かったりします。
もし炭酸がいつもより薄いと思ったら、店員さんに聞いてみてください。「炭酸が薄い気がするのですが・・・」と。
実際に炭酸が切れている場合飲み物を交換すると思いますが、少し時間がかかるので待っててください。
(元の原液のタンクやCO2を交換するのは多少時間がかかるんです)
最近、
「マクドナルド(マック)で販売されているコーラは全て、コカコーラが無償でコーラ原液を提供しています。
マックが負担するのは、水、コップ、ストロー、氷のみ。
他にも ミニッツメイドオレンジ や ファンタグレープ など商品名で販売されているものは全てメーカーが無償提供しています。
要は宣伝目的で、マックの店員は「コカコーラ」と言い直さないといけないわけだ。」
雑学Web
という噂をチラホラ見るのですが、これの元をたどると、どうやら
マクドナルドでは水はだせません(2ちゃんねる)
がネタ元のようです。
2ちゃんねるソースの情報なので非常に信用できません。というか、私が現役の頃の納品書にはちゃんと金額が計上されていたのでこれはないとおもいます。
なにより、「コカコーラ」と言い直したことはないですし、そういう風に教わったこともありません。デマでしょう。
なぜじわじわこのような噂が広まっているのかは不明。都市伝説の一種です。
- 11 てりやきバーガーの肉は豚肉です
- 働いている人の中では常識なのですが、てりやきバーガーのパティー(肉)は豚肉です。
たまに「そうなんだー」って関心されることがありますが、一般的には知らないのでしょうか?
使用している肉は豚100%ですが、ハンバーガーなどで使用しているミートパティーとは違い、
つなぎや添加物、スパイスなどを入れているらしいです。
(ハンバーガーのミートパティーは牛肉100%で冷凍されているので形は崩れません)
店舗をよく見るとJAS規格上級のプレートがあり、そこにてりやきはないはずです。
(牛肉が対象の企画なので豚肉のてりやきは対象外。
ハンバーガーの肉はJAS規格上級と聞きましたが、それはなんですか?参照)
因みに、豚肉使用はてりやき以外でも、朝のソーセージマフィン、ソーセージエッグマフィンに使用されているものが豚肉です。
これはてりやきのパティーよりも一回り小さい物になっています。
フィレオフィッシュは鱈(の一種?)を使用しています。
ネタ元:
オーマイニュース
( ;^ω^)<へいわぼけ
- 10 社員さんとアルバイトの境
- たまに、お店にいる人で、どれが社員でどれがバイト?と聞かれることがあります。
はっきりいって、アルバイトでも社員さんと同等の権限を持ち、同等のユニフォームを着ているのでわかりません。
(多分あれじゃないかなという経験上の勘は働きますが)
マクドナルドの社員は5〜6000人程度。現在の店舗数が4000店弱なので(2003年8月)、
単純に計算しても社員の数は一店舗1〜2人の計算になります。
(ミニマックやサテライトも計算に入れているはずですし、
フランチャイズは社員数に入らないはずなので、
店舗の兼任などを含めると1店舗に3〜4人くらいになるでしょうか?)
普通の店舗でアルバイト、パートをあわせて大体4〜50人が働いているのが普通ですから、
ほとんどアルバイトでお店が回っていると考えていいのではないでしょうか。
実際問題、アルバイトがマネージャーとなり、商品の発注からアルバイトの雇用、育成までやっている店舗は多々あります。
そこで社員さんの役割はそのアルバイト全体を統括する立場にあるわけです。
(社員とバイトがほとんど同じ仕事をしていることもありますが)
そう考えるとアルバイトマネージャーと社員の違いはそれほど明確なものではなくなってきます。
もちろん社員さんは社員さんでやることはたくさんありますから、いないと困りますけども。
(ちなみに紺のスーツみたいなカッコをして青いハット(紙の帽子)をしているのがマネージャーです。
えらいんです。普通のユニフォームに青いハットをしている人はマネージャーの勉強中って所ですね。)
結局のところ、見た目じゃわからないけど、ちょっとえらそうなカッコをしている人はバイト、社員関係なく全員店舗責任者です。
余談ですが、社員でも、新卒で入社する人もいますので、1〜2年くらいはバイトよりも使い物になりません。
しかし、やる気があればアルバイトマネージャ経験のある人でもどんどん抜かされてしまう世界です。
- 9 どこまでマニュアル化されてるの?
- 大変優秀なマニュアルがあるというマクドナルド。
アルバイトを一週間で一人前にするというマニュアルから、経営のやり方、手洗いの仕方、
ハンバーガーの焼き上がりの温度や、お辞儀の角度まで、さまざまなものがあります。
細部までマニュアル化することにより、全国どこにでも均一なQSC
(Quality=クオリティ(品質)、Service=サービス、Cleanliness=クレンリネス(清潔))
を保ち、且つ高品質な商品を提供できます。
しかしながら、少し矛盾したようなマニュアルが存在します。
それはサービス。
サービスはマニュアルで教えきれるものではないのです。
たとえば、明確なマニュアルを作ってしまうとマニュアル通りのサービスになってしまい、
これ以上の向上はあまり望めなくなってしまいます。
それを防ぐために、基本的にサービスとは、
お客様の立場になり自分がして欲しいサービスの一歩上を行くような心がけをしようという「マニュアル」が存在します
(いくつかの例はありますが)。
『マニュアルが存在しない』というマニュアルがあってこそ、マクドナルドのサービスがあるのです。
余談ですが、「スマイル」に関するマニュアルは一切ありません。
ほかは知りませんが、私はスマイルのことは一切誰からも教わりませんでした。
だから、頼まれたときはしどろもどろになってしまいました・・・(汗)
- 8 実はフランチャイズ店舗って少ないんです。
- フランチャイズ。加盟店方式といわれる、経営のノウハウを教えて、加盟店料をとる方式。
コンビニなどはほとんどフランチャイズ店舗ですが、マクドナルドのフランチャイズ率は非常に少ないです。
割合は忘れましたが、確か6〜70%くらいが直営店舗だったと思います。(数字にかなり自信なし)
フランチャイズがあまりない理由として、外部からのオーナーはほとんど取っていないことに起因します。
本当はとっていないわけではありません。
条件が厳しく、採用されないだけです。
まず、通常のフランチャイズですと、数週間〜数ヶ月の研修で店舗をオープンさせることができます。
しかし、マクドナルドでは、優秀な即戦力でなければオーナーとして認めてくれません。
膨大なマニュアルや、経営学などを学ぶため、最低二年程度をバイトの時給相当で働かなくてはいけません。
お金だけ出せばオーナーになれるわけではないのです。
条件をクリアできる人が少ないので、外部からのオーナーは全体の約5%程度だといわれています(これも数字に自信なし)。
(ただし、場所を貸し出しということであれば賃貸契約で出店可能みたいです)
ついでに言いますと、社員でもある一定以上の役職になれればフランチャイズのオーナーになれる権利を得られますが、
この権利も、店長よりも上の統括クラスでないとなれないようになっているみたいです。
なんにしても狭き門なようですね。
- 7 ビックマックポリスってどこに行ったのですか?
-
- 不祥事続きの警察が、もはや子供達のあこがれの対象ではないということで消えた
- メインキャラ(ピエロ)よりも人気が出すぎて抹殺された。
など、いい加減な情報が交錯していますが、公式HPに問い合わせたところ、
「ビッグマックポリス」は現在私どものキャラクターとして使用しておりません。
と申しますのは、キャラクターの外見は愛らしく人気もあったのですが、
「ポリス=警察官」というコンセプトがキャラクターとしては不適確ではないか
・お子様向けのキャラクターに警察官は必要ない
・お子様やマクドナルドキャラクター達
(ドナルド、バーディ、ハンバーグラー、グリマスなど)
を取り締まっているように見られないか
との理由から全世界のマクドナルドで「ビッグマックポリス」の使用が中止になりました。
(メールから転載)
との回答をいただきました。
しかし、未確認情報ですが、今もどこかの店舗の前に等身大(?)
の人形が飾られているところがあるとかないとか・・・
(2004/9/5 追記)
ビッグマックポリスですが、
アメリカ社会における警察のイメージダウンとともに、
警察のキャラクターを使用することが社のイメージダウンにつながると考えられ、
使用中止になったと以前の上司に聞きました。
(情報提供:のりさん)
という情報をいただきました。
- 6 売り切れってないんですか??
- 絶対にないとは言い切れませんが、まずないです。
なぜならば、切れそうなものがあると、近くの他の店から資材を貸してもらうからです。
原因は、資材の発注ミスか、出数の読み間違えがほとんどです。
(運がいいと、バンズのケースや資材のダンボールをもって
電車を移動する人が見れるかもしれません(笑)ほとんど車で移動しますけどね。)
しかし、稀に近くのお店中で特定の資材が減っている場合があります。
(プロモーションをしてたが、それが売れなくて特定の商品に偏ってしまったなど)
その場合は、結構遠くのお店まで資材を貸して〜と、
お願いをしますが、手配がつかないとあきらめるしかありません。
多いのが、比較的賞味期限の短いバンズやキャベツなどです。
このときは閉店時間間際に起こる確率が多いです。
こういう状態はよほどのことがない限り、前日にわかるはずですので、
売り切れがある店舗は(社員の)レベル低いな、と思ってくれて多分間違いないでしょう。
- 5 ハンバーガーの肉はJAS規格上級と聞きましたが、それはなんですか?
- JAS規格というのは日本農林規格のことで、農林水産省品質基準です。
ハンバーガーが発売された当初(マクドナルド1号店は1971年に銀座三越にオープン)
はこの規格はありませんでした。
よって、ハンバーガーパティーの品質を保証する規格を必要とした藤田社長は、
1973年に日本ハンバーグ・ハンバーガー協会を設立、初代会長となり
規格作りに取り組みました。
しかしここで問題がおこりました。
日本でハンバーグというと牛と豚の合挽き肉が一般的でした。
世界的に見れば、ハンバーグもハンバーガーも牛肉100%が常識(らしい)ですので、
農水省ともめました。
結局話し合いの結果、牛肉50%以上が「標準」、牛肉95%以上が「上級」となりました。
本当は不満だったのですが、規格制定のほうが先決と考え、譲歩する形で規格が決定しました。
この規格が決まったのが1977年のことです。
この規格が制定され、各店にJAS規格上級のプレートが掲げられるようになりました。
お店をちょっと見まわすとあるはずです。
ちなみに、てりやきの肉は豚肉100%ですので対象外です。
- 4 マックはHACCPを取り入れているって聞いたけど、HACCPってなに?
- Hazard Analysis Critical Control Point の略で、HAを危害分析、CCPを重要管理点と訳しています。
食品の安全を重点においた衛生管理の管理システムのことです。
元はアメリカ航空宇宙局(NASA)で採用された安全管理法で、
食品の加工段階から厳しい検査をして、安全な商品を提供する為に採用された物ですから
信用性は高い・・・ハズなんですが、
一時期問題となった「雪印」もHACCPを導入していたような・・・
- 3 なんで期間限定のバーガーは4THっていうの???じゃあ、1,2,3番目のバーガーってなに??
- ・マックの目玉商品がハンバーガー、チーズバーガー、ビックマック(これは曖昧)
で4つ目の目玉という意味ということでした。
・昔、年間に4回のプロモーションを行ったことからきているそうです。もちろん、今は・・・。
・バーガー類、ドリンク、デザートに続く4つめのものという意味らしい。
・最初3種類のシェイクを販売してたが、プロモーションで4つ目の味を出すことになりそれが元になった。
と、いろいろな説があります。ほんとはどうか不明・・・
- 2 マクドナルドのハンバーガーの肉は食用ミミズと言う噂を聞いたのですが本当ですか?
- まったくのデマです。もしもミミズだとしたら、ハンバーガーのミートパティ原価が
かなり上がってしまいます。1頭の牛と同等の量を得るのはたいへんです。
アメリカのミミズ養殖業者が、将来ミミズ養殖界のマクドナルドになるんだ(ビックになってやる!)と
マスコミのインタビューに答えたのが、どこでどうなったのかミミズ入りのお肉になったのが真相(らしい)です。
よく噂で聞く「マックで食用ミミズの肉使ってるんですかって聞いたら、
口止め料5000円くれちゃったよ」と言うのもデマですから。
- 1 マックって誰が作ったの?
- 米国で基礎を作ったのが「マック」と「ディック」と言うマクドナルド兄弟です。
それまではハンバーガー屋というと、メニューが多く作るのに時間がかかりましたが、
この二人はメニューを限定し、いまのスピーディーなサービスの基礎を作り上げました。
それがヒットし、兄弟のお店は大繁盛となりました。その話題を聞きつけた「レイ・A・クロック」
と言う人がそのマクドナルド兄弟から権利を得て、マクドナルドコーポレーションを作りました。
日本マクドナルドは「藤田田(’でん’と発音してください)」と言う人が作りあげました。
最初、この人は「藤田商店」と言う輸入業者を経営していました。(いまも存在して、
マクドナルドで使用する資材などの輸入を行っています)
そのとき、米国から日本にマクドナルドを出店する計画があるので、代行業者を探している
とのこと。名乗りをあげた企業は何社かいましたが(この中には大手企業も含まれる)
米国マクドナルドはマクドナルドを専念してくれるという理由で藤田商店に白羽の矢を立てました。
こうして藤田田社長のおかげで事業は成功。日本マクドナルドがコーポレーションの中で一番の成功です。
戻る